とりとめのないはなし。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

生きていくと決めたんだ

今週のお題「応援」生きていくと決めた。しかし、無力感、虚無感が心に重くまとわりついたまま、離れない。何でこんな人間に生まれてしまったのだろう生きてきたことを後悔した。あの日死ねば良かった。生まれてこなければ良かった。死にたい瞬間なんて何度…

評価

無理しないでいいよ。苦しいなら苦しいでいいんだよ。自分を肯定していいんだよ。諦めたくねぇだろ。後悔したくねぇだろ。生きていたいだろ。行間に埋めた言葉を綺麗に取り払って喉から出かけた言葉を呑み込む。自分の中で考えておかないと、言葉もろくに話…

隙を見せれば殺される。リラックスなんてできるものか。困難を悦ぶ人間など破綻する。命を弄ぶ人間など殺される。生きていればいいなんて誰も許さない。死ぬならはっきり死ねよ。誰も期待しないならさ。

草臥れた人生

年が明け、日々の寒さが嬉しくなった。冬は何と美しい季節なんだろう。キラキラした朝日が水平線上から顔を出して、澄んだ空気が肺に刺さる。なんて心地いいんだろう。疲れきった身体を癒してくれる。言葉と人生を共にすると決めてから日々の情景を言語化す…

波紋

ぽつり、と水溜りに水滴が落ちた。それから瞬く間に波紋が広がって、騒音と静寂の狭間の空間を生み出した。思えば、そんな人間だった。人の顔を気にして、つまらない人間だった。言動にいちいちビクビクしている臆病者だった。心がどんどん小さくなっていっ…

死期

死にたいなぁ、と詭弁をたれる。生きたいなぁ、と稚拙に語る。どちらをとっても人生における結末は変わらない。冬の空はとても澄んでいて、朝日が空気に舞っている埃を照らし、目を瞑らせる。アルバムは全て燃やした。生きていた軌跡を残すわけにはいかない…

定石

春に桜が咲いている。夏の海はとても美しかった。秋の紅葉は寂しい気持ちにさせる。冬の雪は心を暖めてくれる。友人との会話がかけがえのないものになった。失えば代わるものがない。家族との記憶に蓋をした。もう二度と悔しくて悲しくてもどかしい思いをし…

人格形成

子供の頃培ってきたものは大抵、意識的ではないと思う。親の性格や仕事などの自身では変えられない環境によって決まってくる。だからこそ平等なんてものはない、ありえない。したがって他者の価値観を否定することなんてできるわけがない。正しさと間違いを…

友人が死んだ。自殺だったらしい。私はその日、いつも通りに会社で働いていた。私は俗に言うブラック会社に勤めていた。残業は月100時間を超え、家に帰る日は月に一度あるか、ないかというほどだった。そんな日でも私はいつもどおりに働いていた。ほとんどそ…

普段の様子とは明らかに違っていた。彼女の笑顔がより一層愛おしかった。昔聴いた曲の歌詞を思い出す。言葉も出てこない私を笑って欲しい。途方もないほど文句を言って欲しい。貴女にはその価値があると思っていた。一瞬で過ぎていく毎日を、孤独に怯える毎…